オミナエシ

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No.501 オミナエシ
「女郎花」。平安貴族の妻や子に対する敬語が「女郎」だったそうで、現代の言葉のイメージとは違いますね。これも秋の七草のひとつで万葉集にも好んで詠まれていた花です。黄色の明るい花ですが、1mにもなる背丈の割にちらほらとした葉がどこか寂しそうで秋の花野に咲いていたら気になる美しさです。他の花々の中ですらりと立つ姿はだれかをつまさきだちで待っているようにも見えます。

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