カキツバタ

カキツバタ
No.598 カキツバタ
紫があまりにも深く鮮やかで見た瞬間に全てを忘れて吸い込まれます。妖しさとすがしさを同居させながらも花色は時間の経過とともに刻々と変わってしまいます。その昔この花の汁は染料として使われ「書き付け花」と呼ばれ、やがてカキツバタに変わっていったそうです。私もまた、様々な花の頂点を「書きつけて残したい」という先人同様の気持ちに突き動かされて花を撮り続けています。2014年6月8日

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