ガクアジサイ

ガクアジサイ
No.603 ガクアジサイ
燕の到来に初夏の訪れを喜んでいたのもつかの間、夏至も過ぎて一年の半分が過ぎようとしています。若い頃には山や谷をかきわけていくような日々にこそ生きている実感を持っていたように思いますが、今では淡々と過ぎる日常にも珠玉のエピソードがちりばめられていることを知っています。そんな目線で生きているものを見つめると、葉の色が変わった理由や昨日とは違う色彩を帯びた花びらに語りかけてみたくなるのです。2014年6月30日

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