
No.306 アストロメリア(アルストロメリア)
和名は「百合水仙(ゆりずいせん)」。花びらの一部に斑や縞模様があるのが特徴で、鮮やかなものからパステル調のものまで色も豊富です。もともとアンデス山脈の冷涼な気候に自生し、園芸大国オランダで品種改良がすすんだ花です。切り花として日本での栽培が盛んになったのは80年代からで、浮き足だったあの時代から今日までの変遷を知っている花でしょうか。今日の花は、南会津の雪深い土地でハウス栽培されたものです。冷涼な気候を好むため、夏は豊富な地下水を地中にめぐらせ、冬はハウス周りにある雪の保温効果を利用しつつ暖房で温度を保ち、生産者が大切に育てています。とても明るい花ですが、実は雪が全ての音を吸収してしまうような静かな里の出身でした。



