ハナカンザシ

303hanakanzashi

No.324 ハナカンザシ
キク科の花かんざし、名前が可愛らしい。夏目漱石の三四郎でしたっけ?手ぬぐいで女の子の下駄の鼻緒を直してあげるくだり。なんとなくそんな時代を思い起こさせる名前です。でもまだみんな蕾ですね。蕾のうちからぱりぱりした感触の花びらは、外側から1枚ずつむけるように咲いていきます。花が開くと中心が黄色で陽気な雰囲気ですが、蕾のこの時期も、言葉にならない言葉を抱えているようでなんともいえない良さがあります。咲きほこっているものが最上かといえばそうとばかりも言えない。花に寄せる気持ちは複雑です。ドライフラワーにしても可愛いらしいです。

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