No.379　スカビオサ
蕾をできるだけ押し上げ、少しでも青空に近いところで花を咲かせたいという思いが伝わってきます。花の思いに葉っぱたちが付いていけていない感さえあります。本来は初秋の草原に涼しげに咲く花で、マツムシソウの名前もあります。日本独自のものはスカビオサ・ジャポニカと呼ばれますが、この花も含めた園芸種は西洋マツムシソウをベースにして品種改良がされています。園芸種なので春先でも楽しめます。
群生した薄紫に風が吹きぬける草原、行きたいなぁ。