ナデシコ

330nadeshiko

 

No.330 ナデシコ
撫子(ナデシコ)は本来、初夏から夏の花ですが、この季節でも部屋の中ではピンクの楽しみをふりまいています。万葉集の大伴家持や、枕草子の清少納言といった教科書常連の作者たちもナデシコに思いを寄せて歌を残しています。ピンクの加減やはなびらの形は違っても、緑の細葉から顔を出すナデシコの健気さを時間を超えて共有できることに花の底力を感じます。平安時代に中国から渡来したものは唐撫子(カラナデシコ)、日本の在来種を大和撫子と呼びますが、人の世では絶滅していませんよね。絶滅が危惧されるもの? それにしても・・ナデシコの雄しべ、おどりすぎ。おそ松くんのヒゲみたいだ。

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