リュウココリーネ

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No.335 リュウココリーネ
月末未満の2月の終わり方はいつも宙ぶらりんです。すべりこむようにやってきた3月の今日は、地元の公立高校の卒業式です。早朝には、北国に帰るウォーミングアップのつもりなのか、白鳥たちが「コウコウ」と鳴きながらV字隊列で飛んでいきました。何かが終わるような、始まるような、春は心ざわつく季節です。この花の「ぼかし」は、春のあいまいな心境そのものです。南米チリ原産でユリ科の球根植物で、花は薄紫、白、青、うすピンクなどがあります。白地に紫のラインが入っているもの、花びらが蜘蛛の足のように細く切れ込んだもの、いずれも細くまっすぐな茎に支えられて花の美しさを際立たせています。この花もまた甘い香り。

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