オキナグサ

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No.336 オキナグサ
キンポウゲ(金鳳花)科の翁草(オキナグサ)。翁(オキナ)はお爺さんのことですね。「じいちゃん草」?しわだらけで重鎮の趣を持つ花というわけではありません。種のついた綿毛が白髪頭のようにボワボワしているのでこの名前です。昭和ののどかな時代には、草地や河原近くにも見られた自生植物らしいのですが見たことありますか?花びらに見える萼(がく)の外側も、茎も葉も、みんなうぶ毛に覆われています。咲き始めはうつむいていて、段々顔をあげていく様子は「心」を持っているようで励ましたくなります。かわいいけど綿毛になるとじい様。ぱふぱふ、ぽむぽむ、ぱさらぱさら、物理学者の頭みたいです。言葉遊びができるなぁと思っていたらやっぱり宮沢賢治の作品に「うずのしゅげ」という名前で登場していました。

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