
No.363 ワビスケ
侘助(ワビスケ)は茶室に飾る代表的な茶花です。椿の一種ですが椿とはまた趣が異なり、花びらを開ききることなく筒型に咲くのが特徴です。その姿が日本人が美徳とする控えめで謙虚な姿に重なります。お茶の世界では、椿は11月から1月頃までは固い蕾のものが好まれ、2月、3月になると開いたものが喜ばれると言います。季節の中に生きていることを実感し、茶室という空間の中で再現してお互いに共有しあうとはなんということでしょう。私も茶道を習ってみたい気持ちになります。でもひとつ心配なのは茶室にある、あの小さい入り口を通れるかどうかということ。66センチ四方位の入り口なんですよね、にじり口って。



