No.389 ヤマブキ 普段の暮らしの中ではあまり目にすることがない気がしますが、福島の私が住んでいるあたりでは、20分も車を走らせればヤマブキが点在する里山にたどり着きます。フキノトウが芽を出していた頃には肌寒かった山際も、ヤマブキが咲く今の時節になるとあたたかい光に包まれて山も手招きしています。何をするわけでもないけれどに車を置いて、てくてく歩いて行けば、車に乗っていては聞こえなかった鳥の声や、足元から聞こえてくる川の音、小枝を踏みしめて歩く自分の足音、いろいろ見えてきます。