キク

キク3

No.551 キク
こう見えて小さな生き物が好きな私は、鳥、リス、ハムスター、犬、猫、と幼いころから数えると歴代の友は数えきれないほどいます。猫などは可愛さ余って構いすぎ、老猫に至ってはそんな私に向かってあからさまにため息をついたりします。肉体が尽きても土に眠り、何かを繰り返していく。幼くて難しい哲学を知らなくても、昨日まで一緒だった身近なものがいなくなる喪失感を知り、潰れた自分の気持ちを納得させる方法も、別れを繰り返して自然に身につけたようです。 2013年10月30日

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