お茶の花とアオツヅラフジ

お茶の花とアオツヅラフジ

No.626 お茶の花とアオツヅラフジ
東海道新幹線の車窓に広がる茶畑は、東北新幹線を乗り継いで西に向かう私たちにはいつも気候の違いを大いに感じさせるものです。近所にあるお茶の花は初めて見るものでした。本場静岡でも八十八夜の新茶の時期を経て番茶の摘み取りも終えた今の時期に咲くそうです。ここ福島では庭木としての植物ですが、ツバキ科らしいつやのある葉の間からのぞく丸い蕾の数の多さに驚き、一度葉を摘まれながらも再び新葉を出す力強い木ならではのものと感じます。花の香りも秋の空気には不似合いなほどに芳しく庭先に漂っています。2014年10月23日

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