ヒヤシンスと葉っぱたち

ヒヤシンス

No.644 ヒヤシンスと葉っぱたち
ヒヤシンスの明治時代のあて字は「風信子」。今日の1枚は「風信子さんとみどりさんの想い」とでも名付けておこう。人と会って、ひとしきり話して別れると、そのあとになかなか顔が思い出せないことが多い。唯一ぼんやり思い出すのは、その人が放っている色彩のようなもの。と言っても特別な能力などないから、たぶん勝手な思い込みであてにはならないが、物静かなのにメタリックなつや感がある人、にぎやかな割に素朴な土っぽい人、それぞれに味がある。絵の具箱にしまうように振り分けてみても、色分けは会うたびにあちこち変わって定まることがない。2015年2月4日

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