コブシ

コブシ

No.653 コブシ
厳寒の時期に、ぶ厚く毛深い皮で花を守っていた外套「がいとう」は役目を終えました。こんな可憐なものを守るために頑張っていた外套はえらい。役目を終えたように見えても、まだ花の根元を支えている。里のコブシは、遠い雪山を背景に咲く冬と春を分かつ花。季節の口火を切るこの花のあとには、春の百花が咲き始めます。2015年3月16日

page top