No.685 　花カツミと新緑の葉
アヤメを盆栽にしたような小さく涼やかな花を5月の風が揺らします。平安時代前期に天皇や上皇の命によって編さんされた「古今和歌集」にはすでに福島県郡山市にあった安積の沼に咲く花かつみの歌が詠まれています。花かつみの“かつみ”と「かつ見る人（ちょっと逢ったばかりの人）」をかけた恋の歌ですが、時代を超えても変わらない人の心を紫の花がつないでいます。郡山の市花でもあり、5月14日に就航を開始する東北フラワージェットの機体にもデザインに使用しました。http://travel.watch.impress.co.jp/…/ne…/20160511_756924.html
（撮影協力：郡山市）
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2016年5月13日