キョウカノコ

89kyokanoko
第89回 キョウカノコ
キョウカノコの葉はモミジに似たような形をしていて咲き始めは線香花火を見ているようにも見えとても綺麗なのでついマクロ的な目で近寄り見てしまいます。ピンク色のつぶつぶの小さい花を密生させて咲くこの花の美しさは明るい緑の葉を背景に花が映えるところにあります。キョウカノコは「京鹿子」と書き鹿子とはシカの背中にある白い模様のことで京都は着物の染めの産地でもあり、染め物の技法の一つでもある「鹿の子絞り」からその名前が付けられたようです。花言葉は誰が付けたのか「無益」でした。そんな事ないのにね。

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