サルスベリ

116sarusuberi
第116回 サルスベリ
夏を代表するような花木です。木の幹は文字どおりつるつるして「猿も滑って落ちる」というのが、名前の由来とされています。漢字では「百日紅」という漢字を当てます。約百日間ピンク色の花を咲いては散りを繰り返し開花期間が長いところに由来しています。花は、縮れた花弁と黄色の雄しべが目立ち、他の花にはない変わった形をしています。散っても花の色褪せも少なく地面をピンク色に染めるのも楽しみの一つです。「猿滑り」と「百日紅」あまりにも違う二つの名前から、何か童話でもできそうな感じが面白いですね。

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