No.479　シバグリ
山に自生する「柴栗」。私たちが暑さにうなだれている間にも、山すそのシバグリは確実に季節を進めていました。6月に白い花穂を垂れていたのを見かけて以来忘れていましたが、ここにきて若い緑の「いがいが」を近所の庭先にも見かけるようになりました。ところで栗は花穂のどこにできるのか？？　長い花穂の根元に雌花があって、その先のふわふわ部分がすべて雄花なのです。受粉して雌花がめでたく栗の実になるというこの話、知らなかったのは私だけ？　大小混ざり合った青いいがいが、中学に入りたての野球部男子の坊主頭のようでかわいいですね。