イヌタデ

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第183回 イヌタデ
「犬蓼」。今でこそ体格が良くなりすぎた感のある「超」骨太の私ですが、小学校の一時期かかりつけの町医者から体育の授業を見学するように命じられていた時期がありました。校庭の片隅から見る級友たちは別世界にいるようで、暇にまかせて足元に生えていたこのイヌタデをぶちぶち抜いては放り投げていた記憶があります。一方、女の子にはおままごとの材料として「あかまんま」で親しまれていましたね。

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